<雅楽とは>
音楽は人類の歴史のはじまりと共に生まれたと云われます。
古代日本でも、古来の信仰である神道儀礼の中で、音楽や舞が培われてきました。
一方、古代アジアにも多くの音楽や舞がありました。

それらはシルクロードを介して盛んに交流しており、5世紀以降、日本にもペルシャ、インド、ベトナム、中国、朝鮮半島など、アジア各地の楽舞が輸入されました。

これら古代日本の音楽や舞、アジア諸国の楽舞、さらに平安期に新作される歌謡の総称が「雅楽」と呼ばれ、世界最古の合奏音楽芸術、シルクロードの総合芸術として世界中から注目を集めています。

<神社と雅楽>

神社の儀式は、この雅楽の演奏の中で行うことが本義とされています。
しかし一般の神社では、雅楽演奏がまったくなかったり、生演奏の代わりにテープやCDをかけて祭事を行うことも少なくないようです。

一方、於玉稲荷神社は大祭で雅楽・舞楽の奉納を行うのみならず、初宮詣、七五三詣、結婚式、厄除け祈願祭など、神社での諸祈願祭はもちろんのこと、地鎮祭など出張祭典でも雅楽を奏し、厳かに神事を執り行っております。

<瑞穂雅楽会>
また、当神社を拠点に活動する瑞穂雅楽会はニューヨーク・カーネギーホールをはじめ、国内外でアジアの総合芸術「雅楽」の普及活動を行っています。
特に、近年は韓国の国立芸術大学や、中国国立の芸術研究院など、アジアの研究教育機関と連携し、日本が伝承してきたアジアの宮廷舞踊を、再びアジアへ輸出する「アジア里探(RETURN)プロジェクト」を推進し、各方面から高い評価をいただいております。
特に「ビデオ=オンラインワークショップ」の協力の下でテレビ会議システムを用いたIT利用の舞楽遠隔レッスンは、於玉稲荷神社から世界へ向けて行われておいます。
於玉稲荷神社は世界へ向けた日本文化発信の拠点としての役割を担っているわけです。


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『太食調 音取(たいしきちょう・ねとり)』(MP3:2.1MB
演奏:瑞穂雅楽会